久野川のコテージは☆☆☆…ただし緊急事態発生

　例のバカンスも今日で４日目、日頃の疲れが出たためか朝からお腹を中心に不調で元気が出ない。昨夜、ここぞとばかりに宿の晩飯を食い過ぎたことが直接の原因と言える。宿から見える鉄橋も気になるところで、早朝の起き抜けに一番列車でも撮りに出ようかと案じていたがヤメとした。天気がイマイチのせいもあるが、どーも落ち込み気味である。嗚呼、バカンスや如何にあるらん…。こんな日は焦らず騒がず一歩引いて行動する事が肝心、と先ずは自分に言い聞かせ…、とりあえずトーチャンの趣味で鉄橋脇を目指して宿を出る。

　その後、今日の宿である期待のコテージにて消費する食材を調達し、昼ごはんは軽く麺類でもと駅前の蕎麦屋に入ったところ、これがアタリで久々に旨い手打ち二八蕎麦をいただく。ボリュームもあって、最後に蕎麦湯を堪能したらハラ一杯になってしまった。おかげで元気復活、鼻歌も高らかにコテージのある久野川のキャンプ場へ向けてクルマを飛ばすことができた。

　ところでここ久野川のコテージ、和風の一軒家の２ＬＫで屋内は広く実にキレイに整備されている。ユニットバス・シャワートイレ付きのうえ、ガス台、冷蔵庫、電子レンジに炊飯器、テレビに湯沸かしポット、それに食器類が一式、石鹸・シャンプー、台所洗剤となんでも揃っており「アウトドアする？」とはとても言い難い。コテージ専用のバーベキュー設備もレイアウトされている。詳細は他のウェブを参照されたしも、軟弱者の我ら家族にとっては実に良いところである。このキャンプ場にはテントサイトもあって、その向きの本格派にも推奨できる。管理人さんも優しく丁寧な方、トウモロコシの差し入れもあり美味しく頂だいする事が出来た。

　さてさて、夕飯作りまでには時間があるので、コテージの裏を流れる小川に出て待望の釣り開始である。シメシメとばかり竿を出したところへ「チビ助が指切った！」との一報が…。割れたガラスビンをどうこうしたようで、キズ口は小さい？ようだが深くエグれている。絆創膏だけではヤバそうなので近くの病院に連絡を取り２軒目で受診了解をもらい、緊急搬送を開始…ただ「近く」といっても１５ｋｍほど離れているのでタイヘンだ。クルマを飛ばし国道を南下していると下原ダム付近の対岸に、あの国鉄塗色のキハ２連が並走している姿が目に入る。嗚呼…萌えゴコロを抑えて病院へと急ぐことに…。

　事なきを得たもののチビ助は大好きな水遊びが禁止となった。その結果、インベーダーゲームのランクアップ狙いで、ひたすらオヤジのケータイを叩き続けるというアウトドアライフを過ごすことに…、可哀そうだが致し方ない。その代わり今日の夕飯はお肉タップリということで…。花火も楽しんでチビ助の機嫌をとる次第…。

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