鍋奉行にアク代官 [癒やし旅]
日本国憲法施行70周年記念特別参観、一度も行ったことのないアソコへ行ってみた。通常の見学コースでは公開されない部屋も見れます〜ってことでイザ、激混み覚悟で訪問したが、長蛇の列待ちも無くスンナリと場内へ入れてもらった。
そもそも一度もこの目で見たこと無いから、至近から建屋を眺めるだけでも興味津々。建屋入場まで30分程ほど列待ちし、イザ内部へ。初めてのトコロだから結構ワクワクする。
議場に応接室に委員室にと、テレビニュースで頻繁に目にするあの部屋の光景の数々。ホントに存在するのだなぁという実感がヒシヒシと湧いてくる。現在不安定要素満載の国会運営のためか「来週月曜日にはここ委員会室の状況が頻繁にテレビ放映されるでしょう。」とは説明いただいたココの警備を担う某衛視さんの弁。
これら衛視さんはじめ職員の方々、敷居の高いここらの人はさぞかし難物かと想像していたがサに非ず。フレンドリーかつ親切至極にご対応ご案内していただいた。鍋奉行にアク代官、さぞかし十人十色なココの住人たちに対応するには、何時もスマイリーでいなければならないだろう。実にたいへんなお仕事をされていると思われる。
一方、場内一部では人混みも多く、気が滅入る場面もあったが、そんなこんなで意外にも穏やかなココロ持ちになれました、誠にありがとうございます。もちろん建屋も素晴らしい。贅の限りを尽くした部位もヨロシイが、特筆すべきは天然空気流を利用したクーラーや集中タイプの真空清掃バルブ設置など、築80年ながら感心するばかり。
さすがに御手洗はキレイに改装されていた。ちなみに赤絨毯に発生するシミのような紋様はココ特有な現象で、その原因は不明。日によって常に変化するらしい何とも不思議なシロモノとのことだ。
場内を1時間余りウロウロ、出口からやっと外に出て振り返るとこの建屋に対する認識が深く変化したと感じられる。テレビに映る政治ニュースも今後は見方が変わりそうだ。
さてさて、外遊ついでにアキバへ買い出し。駅を降りると世界は一変、憲政の静寂からオタクの喧騒へ。それにしても同じニッポンでこれほど相違する文化を堪能できるとは有り難い。
お目当てのキハ08を無事入手し帰還。その晩もお腹は緩み…GW…楽しみ憂いながらも日頃のストレスが溜まっているのか知らん…カラダは正直である。