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レトロな癒し空間 [雑感]

 年を食うと昔の出来事や自慢話が口からよく飛び出すようになり、他人からはケッコウ煙たがられる。しかし昔の楽しい思い出や経験を頭で振り返ったり、童心に戻って好きな遊びに夢中になったり、すなわち回想する事によって、言っちゃあ失礼かもだが「ボケ」防止に役立つという話も聞く。だから悪い事ではないので、その気になって行動するようにしている。

 
このビョーキに対しても同様に、「回想する事」はココロの塩梅を良くなる方向に傾かせてくれると思う。自身の体験からしても、むかし培った好きな遊び等に夢中になると、頭の中がジワジワと活性化してくる感覚を覚える。…なんというか不思議な感覚である。だから昔を思い出させてくれる場所や催し、人の話などに遭遇したら、積極的に吸い込まれようと行動するのである。

 
さて名古屋空港に隣接するショッピングモールにて、ヒコーキ撮りで時々お世話になっているココは比較的クリーンな窓ガラスが設備されており、暑さ寒さや雨風を凌ぎたい撮影では室内からレンズを振る事ができるので、有難い場所である。ここで先日ウロツイテいると、名古屋空港のレトロな写真が展示されている事に気がついた。

名古屋空港 昭和40年代 convair CV880.jpg
名古屋空港 昭和40年代 ターミナル.jpg

レトロといっても昭和40年代ではあるが、このコンベア880の離陸姿を想像するだけでもワクワクしてしまう。またターミナルやタワーの面影は、その後の変遷は多々あったものの、思い出深く、いろいろ遊び回っていた頃を回想するには貴重な写真だと思う。こーいった企画が今後も続く事を期待して止まない。


 さてもう一つ、昭和の匂いがムンムンと漂う空間がある。北名古屋市歴史民俗資料館、こちらは自宅から数分の散歩圏内にあり、また入場無料ということもあって、ちょくちょく顔を出している。昭和日常博物館とも銘打っており、常設展示では自分の子供時代に触れた数多くの品物が堪能できる。中でも子供の頃に感動を覚えたフリーランスで三線式のOゲージにはホレボレするが、逆にそんなモノが博物館入りするなんて、何とも時の過ぎゆく速さを実感する次第…。

昭和日常博物館.jpg


 またここは入れ替えで実施される企画展示も素晴らしく、そのセンスの良さには毎回感服してしまう。現在は「沢上車庫を掘る」なる企画展示が催されており、名古屋市電の遺構を垣間見る事が出来る。個人的には発掘された汽車土瓶の展示に興味あり。また地元のアーカイブス映像も鉄道・バス、航空機産業などの内容でビデオ展示されており、実に興味深いし夢中になってしまう。来場のオマケとして、これまたハイセンスな絵葉書としおり(↓)が頂だいできるので、機会あればオススメである。

「沢上車庫を掘る」絵ハガキ&しおり.jpg


 身近にあるレトロな癒し空間で深呼吸できる幸せ…、ちょっと贅沢だが自慢せずには居られない。


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